屋上の百合霊さん 終わりました

屋上の百合霊さん』終わりました.
アナザーシナリオはまだ見てないですが、一応のEDまで.

だんだんダルくなってきた.
というのも当たり前の話で、
基本的に同じシーンを2度見せられるわけですよ.(主人公視点と当事者視点)
それでも序盤はイベント頻度の関係であまり気にならなかったのですが.
丁度前回書いたところの続き、夏休み(合宿)~学園祭辺りが非常にイベント数多くてどうも.

まあそれもね、前回、テンポがどうって書いた様に、
当事者視点はそんなには長くならんですよ.
だからサブキャラ?サブヒロイン?なんという表現が適しているのだろうか.
まあ、周りのキャラが悩んだりするのを見る分にはさほど気にならないのですがね.
流石に主人公ともなるとその悩みもしっかりと描写されますのよ.
主人公が他人事であるうちは良かったのですが、主人公自身が当事者になると、
「ああ、青春だなあ…」状態.非常にどうでもよくなってくる.

それに、最初から全員居るワケじゃないでしょう.
段々人数が増えてくる、つまり段々長くなってくる.
合宿~学園祭はその最たる物で、同じシーンを2度見せられるどこか、
同じシーンを6度見せられた気分だ.5度かも、まあいいんだけど.

・世間
次、これ.矢鱈とここを強調してくるからには、何かしらあるのかと思っていたのですが.
最後まで特に何も無いです.実際に「世間」が顔を出すワケでも、
それに対する反論(?)が出てくるワケでもない.
どうもこれ、ライターがそういう形でしか障害を表現出来ないのではないか?感.
障害っていうか、実際それがシナリオ上何かしらの障害として立ち塞がるワケではないのですが、
そうしないと話がすんなり進みすぎてしまうから.ただそれだけの為に言わせてるのではないか?
義理の兄妹が意味もなく、「私たち…きょうだいなんだよ?」とか言っちゃうパターンと同じ.
まあでもこっちの場合、一時的にでもブレーキになるワケでもなく、本当にただ言ってるだけだが.
大体、世間が問題というなら月代ちゃんとか、女同士とかいう前に、
教師と生徒であることをもっと問題にしろよ.一応、そのことも口にしてはいるが…

一応口にしているという意味では、女同士という点も、
陽香と愛来の説教の折に若干出てなくはなかったが…
一々、女同士だけど…と強調することに何の意味があったのか良く分かりません.
これはライターの意識が漏れ出てしまっていると言われても仕方ないのではないかと思います.
良くある様に、「女同士なんて、当たり前ですけど?」みたいな風体で、
単に告白のお手伝いをする、という流れでも別に問題無いよね?この話.

で、その陽香と愛来ですけどね.
どうも展開が唐突というか、話が短いというか、描写不足というか、
愛来が陽香に応える理由がイマイチ不明じゃない?とか思えるワケですよ、たワケですよ.
ところがどっこい!愛来は元々女が好きな人だったのでいいんです!
…と描かれている様にしか思えないんですが、いやそれ答えになってないんですけど…
それともこれがロックなのか.

まあそうは言ってもね、陽香と愛来のキャラ自体は必ずしも嫌いではないよ.
キャラ、キャラだよね.
正直最初が牧ちゃんじゃなかったらこのゲームやってないからね.

ああでもね、「世間」が実際どうであれ、
一時の感情に流されて愚を犯さず先を見据えた美夕ちゃんの考え方は好き.
教師と生徒は卒業まで自重しろよ、
いや別にしたくないならしなくてもいいんだけど、
それで引き離されそうになって世の中に噛みついても、
知るかよ、自分が望んだ結果じゃねーかとしか思えないので.

最後に一つ.
キスしたりなんやりする度に一々、「気持ち悪くない?」って聞くのどーなのよ、とだけ.

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